水草(アナカリス)に花が咲く
アクアリウムで水槽を置いている場合、熱帯魚はもちろん、水草も一緒に育てていることがあるかと思います。
普段、水草を水槽に入れていると花を咲かせるというイメージがあまり無いかもしれません。
しかし今回、メダカのビオトープに水草を入れていた結果、なんと花を咲かせていました。
花を咲かせていたのは「アナカリス」だったみたいです。
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水草の中では定番中の定番と言われるくらいのアナカリスなんですが、花を見るのは珍しい?かもですねー。
オオカナダモ(大カナダ藻、学名:Egeria densa)はトチカガミ科の沈水植物の一つである。「アナカリス」とも呼ばれる。
日本原産のクロモに似て、二回りほど大きい。長いものは全長1mを超え、茎の上部では分枝する。葉は三輪生から六輪生くらいで、葉身は大きいもので長さ15 – 40mm、幅2.0 – 4.5mm程度、ごく細かい鋸葉がある。5月から10月ごろには水上に白い花を咲かせ、三弁の丸い花弁を持ち、よく目立つ。
引用:Wikipedia
メダカと一緒に入れていたアナカリス
メダカのビオトープになんとなく入れていた水草。夏の日差し避けとか高水温の緩和など色々な役目があるので役に立ってもらっていますが、水草に花が咲くという想定はあまりしていなかったので意外でした。
花が咲いていたのはアナカリスと呼ばれる水草で、アクアリウムのショップやホームセンターのペット系の販売でよく見かけます。
よく鉛巻きで販売されていて、そのまま沈めておくと浮いてくることが無いのでレイアウトに楽です。メダカのビオトープの場合は鉛を解いて浮かせる感じで置いています。
アナカリスの花のまわりを泳いでいるメダカ(ドラゴンブルー)
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アナカリスの花を咲かせる方法
熱帯魚の水槽にアナカリスを入れていたことはありましたが、その時は鉛巻きの状態で水底に沈めていました。
その時は花を咲かせることもなく、魚の隠れる場所みたいに利用されている印象。
今回、メダカのビオトープで浮かせていたアナカリスはとくに何をするわけでもなくただそのままの状態。
ちなみにアナカリスを入れた直後と花を咲かせるくらいの時期までに、水草の全長がだいぶ伸びていましたね~。
とくに手をかけるまでもなくメダカの隠れ家&餌場みたいにしてただけという感じです。
アナカリスの花を咲かせる条件としては、水草の茎や葉が水面に面している状態になっていることが前提です。
水底に沈めている状態でも伸びに伸びて水面まで葉っぱが来ていれば咲かせる場合もあります。ただ室内であるとライトの管理も大切かもと考えます。
アナカリスについて。
マツモと並んでメダカや熱帯魚水槽に入れる水草としてメジャーな種類です。
茎から唐突に花を出すというなんかちょっと面白い咲き方をしますが、かなり可憐な印象で花を咲かせる時期も様々みたいです。今回の状況は8月くらい。
ホテイアオイなどにも該当するんですが、花を咲かせている時間も短く、1日咲いているかどうかという儚い花です。見られたらラッキーという感じでしょうかね。
アナカリス:
- 水面に茎や葉が面していると花を咲かせやすい。
- 5月~10月くらいの時期に花が咲く。
- 咲いているのは約1日程度と短い。
- アクアリウムショップ、ホームセンターのペットコーナーでよく見る。
- 鉛巻きで販売されていることが多い。
- めちゃ伸びる。切り戻し可能。